くにたち・まちづくり市民会議・連絡会

words : 佐伯 章

2001年秋、まちづくり市民会議の解散を受け、 くにたち・まちづくり市民会議・連絡会が新たに発足しました。
「市民参加によるまちづくり」を目的に、市民、行政、企業が対等な立場で話し合う「場」を設け、提案していくための組織。 市内外を問わず、誰でも参加できるというスタンス。
「特定の分野について「サービス」するのではなく、「生活」や「まち」などに関するあらゆるもの、人をつなぐための話し合いの場を設け、求める側と与える側とを結びつける「コーディネート機関」です。 市民側も行政の影響を受けて縦割りになっており、人も情報も少しずつ横に繋いでいく作業が求められています。 そのためには、単に行政に要望、陳情するのではなく、わたしたち市民が自らの生活やまちに対して、より関心を持ち改善点を見つけ、かたちやシステムを実現するため工夫をする必要があります。 「三人よれば文殊の知恵」です。大勢で話し合えば、よい案も浮かぶはずです。 いろいろな人たちと知り合うだけでも、儲けものです。 皆さんの参加をお待ちしています。」とのことです。


広報誌「ひと・まち・くにたち」 他発行物

まちづくり市民会議は、市民によるマスタープラン提案のための組織でした。 まちづくり市民会議の発行する広報誌が、「ひと・まち・くにたち」です。

2001年5月13日には市民提案素案の発表を行っています。 提案内容(一部)は市民会議のサイトで参照できる他、 ダイジェスト版が市内に全戸配布されています(されつつあります)。 発表会で配られた冊子版は、市役所や図書館などで見ることができます。

2001年8月25日市民提案発表。 参加者には提案書の冊子および意見集が配布されました。 マスタープラン策定委員会条例案再度否決をうけ、 都市マス策定時まで継続する予定だった市民会議は9月の「市民提案の説明」で解散しました。 市民会議有志は任意団体を発足。 今後は庁内検討委員会でマスタープラン素案を作成するとのことです。


関連レポート

関連報道

2001.5.14 東京
国立市「まちづくり市民会議」都市計画素案を発表
具体化へ市の動向に注目

市は今後、具体的なプランを検討する策定委員会を発足させ、 来年にも都市計画決定したい考え。 しかし市議会では今年3月の定例会で同委員会の設置を否決している。

2001.5.15 読売
市民参加の街づくりへ着々と
市民参加の声聞く「移動市長室」国立

2001.6.20 読売
議会だより 国立市
マスタープラン策定委員会条例案再度否決。

2001.8.22 読売
広域視点で町づくりを
多摩川中流域7市の市民団体ネットワーク設立

多摩川まちづくりネットワーク。

2001.10.4 毎日
小田急線高架化認可取り消し判決
「影響ない」「考え直す機会」
中央線沿線にも波紋

小田急線高架訴訟に関して柏木国立市議コメント。

2001.10.13 産経
中央線高架化で沿線シンポ
市民主導で街の将来像さぐる

2001.10.14 読売
守れ三角屋根 JR国立駅 高架化で解体方針
有志がPR活動 保存へ「市民案」提案へ

2001.10.23 東京
JR中央線三鷹-立川間 高架でまちづくり提案
市民団体など 28日にシンポ

2001.10.24 東京
一芸・一能結びつけ 新しい事業作ろう
NPO「いきいき市民協働ネット」近く設立
国分寺、国立で展開 来月、初例会 地元まちづくり支援

2001.10.27 毎日
「国立の顔を残そう」
JR解体方針の駅舎 保存活動広がる

関連リンク

(November 14, 2001)


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