12月市議会の混乱

words: 佐伯 章

混乱の2000年12月市議会の記録です。

報道

2000.12.12 読売
国立の景観訴訟で市議会 委員会が和解案否決
本会議も可否微妙に

自民党委員「原告が主張した『市の違法性』は認めるか否か」など質問。 上原市長「市は手続きを正当に行ったと主張してきた」 市長、前向きの解決を目指すため、お互い主張を取り下げて和解することに理解を求めたが、 「和解案が抽象的」などの意見が出た。 野党選出の委員長「自ら市長の意見を聞きたい」などとして辞任、 後任委員長は与党系の委員から選ばれ、3対4で和解案は否決 (委員長は採決には加われない)。

2000.12.19 東京
議長辞職届を否決 国立市議会 可否めぐり終日空転
関文夫議長が18日辞職届を議会に提出。夜になって反対多数で否決。 関議長、辞職理由について「一身上の都合としかコメントすることはない」。 同市議会では今月に入り、上原市長の発言をめぐり、 野党議員4人が各委員会の委員長・副委員長を相次いで辞めている。

2000.12.19 読売
国立市議会 議長辞職巡り紛糾
長時間審議停止 与野党対立激化

2000.12.19 産経
条例改正めぐり空転 与野党対立 議長が辞任申し入れ 国立市議会
景観裁判和解案について、 自民など野党は「地権者の同意を得ずに高度制限を行うなどと書かれている」 などと反発、 また、市長が公約にあげた保育料の値下げをめぐる条例改正案の施行時期についても 意見が対立していた。

2000.12.19 朝日
議長辞職願で深夜まで紛糾 国立市議会

2000.12.19 毎日
国立市議会 議長が辞意を表明
一時否決、各会派間で調整

2000.12.20 産経
野党自民党の辞任認められる 国立市議会

2000.12.20 読売
紛糾する国立市議会 議長辞職、強引に許可
副議長 与党の「異議」無視

18日深夜本会議会期を1日延長。 19日未明、野党公明党斉藤副議長が野党自民党関議長の辞職の議案を再度諮り、 「異議あり」の声を無視して「異議なしと認め議長の辞職を許可します」と宣告。 地方自治法では、議長の辞職には議会の許可が必要としている。 会議規則では、異議がないと認めるときは議長は可決の旨を宣告する。 ただし、宣告に対し、出席議員の1/5以上から異議がある時は評決を取らなければならない、 と定めている。 斉藤副議長「異議は聞こえなかった。粛々と議事運営しただけ」 19日夜、さらに2日間の会期延長。21日に本会議を開く。

2000.12.20 毎日
国立市議会議長辞職願 採決経ずに「可決」
後任譲り合い仕切り直し

2000.12.20 朝日
国立市議会 関議長、再び辞職願提出
副議長が辞職許可 紛糾し、審議中断

2000.12.22 読売
国立市会が自然閉会 補正予算案など流れる
議長の辞職は実質認められたかたちとなった。

2000.12.22 東京
国立市議会が"流会" 議長辞職問題で紛糾 43議案が廃案に

2000.12.22 朝日
時間切れ閉会 31議案が廃案 紛糾の国立市議会

2000.12.22 産経
国立市議会 審議入りできず流会 補正など31議案全て廃案

2000.12.22 毎日
混乱続く国立市議会 延長できず幕切れ
42議案など廃案、審議未了

21日午前10時再開予定も再開したのは午後4時25分。 議長辞職願採決をやり直そうとしたものの、野党側「根拠を示せ」と休憩入り。 午後5時前、斉藤副議長会議時間延長を諮ったところ、 与党側「異議なし」野党側「異議あり」と言い合い再び休憩、 終了時刻午後5時を迎え自然閉会。

2000.12.28 産経
きょう臨時議会 国立市

2000.12.29 読売
保育料条例案が可決 国立市会また混乱
28日臨時会開会。 混乱の元になった、野党の自民公明両党が提案した保育料引き下げを図る条例案と、 市側提案の景観訴訟和解案を、3月定例会に先送りし、 議長は与党から出すことで午前10時からの開会にこぎ着ける。 議長選挙では実質的に与党の立場をとる民主クラブ風間議員が選出される。 これに対し、「民主クラブは自らを与党と言っていない(自民高島幹事長)」と野党側は反発。 野党側は保育料引き下げ条例案を再提案、可決。 一般会計補正予算案は否決。 野党公明党斉藤副議長辞職。与党共産党山本議員が後任副議長に選出。午後8時過ぎ閉会。 自民党高島幹事長「約束をほごにしたから条例案を出した」、 条例案の不備もあって反対した共産党柏木幹事長 「議長を放り投げておいて文句をつける。与野党の信頼関係を壊す行為」と憤慨。

2000.12.29 東京
民主ク・風間氏が議長に 少数与党で混乱 国立市議会
自民公明は正副議長及び全ての委員会の正副委員長を降りることとなった。

2000.12.29 朝日
議長に風間氏 副議長山本氏 国立市議会

2000.12.29 毎日
新議長に風間氏 副議長は山本氏 国立市議会

2000.12.29 産経
国立市議会 新議長に風間氏
任期2年 副議長には山本氏

2001.1.5 読売
新年早々大忙し 各自治体で仕事始め
国立市 予算案否決など受け 市幹部、対応に追われる

市では、補正予算案には国や都への返納金など急を要するものがあり、 4月に施行予定の保育料引き下げ条例案の料金表では、 ある階層で子供二人の方が一人の場合より料金が安くなる逆転現象が出るなどの 不備があるとしている。 予算案は今月中に再度臨時会を開いて再提案、 条例は与党側から改正案を3月定例会に提案の予定。

2001.1.6 読売
国立市 今月中にも臨時市議会
開催請求へ 再議権行使は見送り

5日庁議で決定。

2001.1.12 読売
国立市会臨時会 19日に開催へ

2001.1.20 読売
補正予算案がようやく可決 国立市議会臨時会
もともとの補正予算案では第一中学校の耐震工事費が工期延長に伴って減額されていたが、 工期延長の議会への報告が遅れ、否決の一因になった。 このため今回の予算案からこの項目を外すなどした結果、 野党の自民、公明両党も賛成に回った。

関連資料

市民参加でまちをかえよう会 に関連情報。上原市長のサイトです。

生活者ネット 国立 レポート 2001.1 No.40 にも議会情報あり。

共産党の機関誌より

転載資料

この他、重松市議もメール「市政レポート005」で報告。 以下に転載します。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 皆さん、こんにちは。国立市議の重松朋宏です。         ┃
┃ 一方的なメールにて失礼します。このメール版市政レポートは、これ┃
┃まで私に連絡を取ってきた方々や知人に、議会や市政の動きやトピック┃
┃スをお知らせするものです。「いらない」という方は、お手数ですが本┃
┃文に「市政レポートはいりません」とだけ書いた返信メールを下さい。┃
┃ 記事内容については皆さんの判断でご自由にお使いください。   ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


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         重松朋宏・議会レポート No.005
      【議会報告会のお知らせ】 2000/12/16(土)
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      会派:新しい風(関口博議員との二人会派)
        総務文教委員/青少年問題協議会委員
==========================================================
        国立市東1-19-9-B22  tel/fax:042-577-6759
mailto:tomotomo@jca.apc.org http://www.jca.apc.org/~tomotomo
 会派控室:国立市富士見台2-47-1 tel:042-576-2111(内線286)

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 かなり間が空いてしまいましたが、今月よりメール版市政レポートを再開
します。ここ数週間で議会の中に大きな動きがあり、その対応に追われてい
ます。最終本会議に向けての状況説明と、20日に予定している議会報告会
についてお知らせします。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃■ 最終本会議に向けて議会は大揺れ!!             ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 12月1日に始まった12月議会は、先週末から急展開し、議会史上空前の
混乱状況になっています。
 発端となったのは、自民・公明両党が出してきた保育料条例案。一部議員
の1週間程の談合で決めた安易な保育料値下げ案に対し、市長が一般質問で
「保育全体のあり方を広く議論していく中で市民負担軽減も視野に入れて検
討していく」という、これまでの基本スタンスを具体化するものとして「来
年3月条例制定→保育問題の協議会立ち上げ→12月議会で料金改定」の意向
を表明しました。
 そのため、市長に保育料値下げを突き付けるつもりだった自公のメンツは
丸つぶれ、「議案上程しているのに議会軽視だ」という八つ当たりのような
理由で福祉保険委員会の委員長(公明)が辞任、景観裁判の和解案で追及す
るつもりだった建設環境委員会の委員長(自民)も追随辞任し、一気に全て
の常任委員会の役職を組織的に放り出すことになりました。

 【総務文教委員会(12月13日)】
  (副)鈴木律誠(公明) → 榊原茂子(ネット)
 【建設環境委員会(12月11日)】
  (正)高島美秋(自民) → 生方裕一(民主)
  (副)生方裕一(民主) → 関口 博(新しい風)
 【福祉保険委員会(12月12日)】
  (正)太田政男(公明) → 池田智恵子(社民)
  (副)池田智恵子(社民)→ 高原幸雄(共産)
 【議会運営委員会(12月14日)】
  (正)青木 健(自民) → 柏木隆之(共産)

 この先にあるのが議長辞任劇。関議長(自民)は11日以降、「18日(最
終本会議)は面白いことになるぞ」と触れ回り、辞任をほのめかしています。
 市長派(与党)と反市長派(野党)が少数の中間派を境にして勢力的に拮
抗している議会勢力地図上、野党が議長(採決に加わらない)を続けている
限り、数の上で彼らの思惑は通らず、逆に与党(私たち)が議長をとると、
いくつかの議案で野党側が多数を占めます。最終本会議で議長が交替すると、
不備のある保育料条例が可決すると同時に、児童手当ての拡充を含む補正予
算案や景観裁判の和解案が否決される可能性があります。
 議長辞任をちらつかせることで、「議長を含む全ての役職を与党で全部や
ってみろ! 議会の混乱を避けたかったら保育条例を通せ!」と、彼らの要
求をゴリ押ししているとしか考えられません。
 市民の目の届かない水面下の政治的駆け引きで市政が歪められないために、
私たち、市長を支える全会派(新しい風/ネット/社民/共産)は、中間派
の民主クラブと共同して、「何が市民のためになるのか」ということを考え
つつ、「市民が見てスジの通らないような対応はしない」ということで一致
した対応を考えています。
 いずれにせよ、傍聴する市民の目の前でも反市長派は同じような「政治的
茶番劇」を繰り広げることができるのか、市民自身がつきつける必要があり
ます。最終本会議、是非、傍聴をお願いします。当日は傍聴者に対しては逐
一状況をお知らせする予定です。

 最終本会議
 12月18日(月)朝10時〜 市役所2階本会議場(途中入退室OK)


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃■ 上原市長を囲むクリスマス・パーティー            ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 【日時】2000年12月16日(土)12:30〜16:00
 【場所】国立商協ビル(国立駅前・青汁の上)
 【会費】2000円
 【主催】市民参加でまちをかえよう会(上原市長の後援会)
 【内容】第一部 上原市長とのフリートーク
     第二部 クリスマスパーティー


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃■ 重松朋宏・議会報告会(どなたでも参加できます)       ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 実は初めての報告会を行います。大きく揺れ動く市政と議会について、な
るべくわかりやすく状況を整理した上で、参加者とフリートークを交えつつ
市政の今後の方向性について一緒に考えてみましょう。

 【日時】2000年12月20日(水)18:30〜20:30
     (終了後、谷保駅周辺で交流会)
 【場所】くにたち福祉会館3階中会議室
     (大学通りバス停「国立高校前」下車3分)
 
        大学通り
          ┃↑国立駅
      明 和 ┃
     マンション┃
      建設地 ┃
    ────┬─╂────
     ココ★│ ┃○ファミリーマート
        │ ┃○すかいらーく
    ━━━━┷━╋━━━━さくら通り
          ┃
          ┃↓谷保駅

 【内容】・12月議会報告
     ・揺れ動く議会の状況
     ・上原市政の評価
     ・今後のビジョン


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃■ 市政ミニ情報 〜基本計画の市民公聴会があります〜      ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 2001年からのまちづくりの5ヶ年計画となる「第2次基本計画」に市民の
意見を反映するための市民公聴会が開催されます。
 8月に行われた公聴会では、プロジェクターとパワーポイントを使ったプ
レゼンテーションが実にわかりやすかったのですが、悲しいことに宣伝不足、
一回10人くらいしか集まりませんでした。今回もちょっと心配・・・。
 内容の面白さは保証します。ぜひ参加してみて下さい。
 ・12月20日(水)19:00-20:30、北市民プラザ
 ・12月21日(木)19:00-20:30、南市民プラザ
 ・12月22日(金)19:00-20:30、市役所3階会議室


上村和子議員のサイトにも、12月議会情報が掲載されています。2月現在 news, news2,news3 の3つのレポートが掲載されています。以下、12月に掲載されたレポートの転載です。

12月市議会を空転させた「保育料問題」とは何か?
 

保育料金問題の経緯

1997年   保育料協議会が立ち起こされる。
1998年   多くの反対の声を押し切って平均30%の値上げを2段階に分けて行うこととし、1段階目の値上げ実施。保護者はここまでで4回値下げの陳情を出すがすべて不裁決。生活者ネット・共産党・社会党は賛成の立場
1999年 上原市政誕生 2段階目をあげる。保問連、公立4園、それぞれの立場で市長には要望書を出し続け「値下げ」(もとに戻す)交渉を重ねていった。
1999年6月議会  市長の市政方針では保育料のこと触れず。
上村和子 施政方針にたいして、会派代表質問で保育料問題を取り上げる。
市長 答弁「必要とあらば陳情者と一緒にワーキンググループを作り問題解決のために共に考える。」
1999年議会   保育料についての議論はなし。
11月決算委員会 上村和子 決算についてのとうろんの中で保育料値下げの検討を提案「地方交付税が入ったのだから市民に還元すべき。陳情に答えるべき」
12月議会 上村和子 保育行政について基本的な取り組み姿勢と具体的な施策を問う
1.保育料値上げをどう総括したのか 2.保育料値上げが保護者にどう負担になっているか実態調査したか。3.来年度にむけての保育ビジョンは?
市長 答弁「財政的な解決の努力も検討する」
上村和子 「保育料値下げも検討する中からビジョンを作ってほしい」
2000年3月議会    予算案に保育料値下げは盛り込まれず
上村和子  質問「予算案にないのはなぜか」「なぜさげられないのか。毎月12400円も上がった人もいる」
市長 答弁「市民負担を軽減するのは1つのファクター。保育料のことはとりあげないが保育のことは施政方針にあげている。財政厳しい。」
上村和子 具体案が提示されないので、予算案に反対!
山本春男議員(共産党)からも質問あり「高い保育料の見直しについて」
6月議会 上村和子 一般質問「地域保健福祉計画」策定委員会答申でワーキンググループ児童部会の貴重な提言「保育に欠ける保育から、保育を必要とする保育」への転換をうたっているが、具体的にどうしていくのか。」「保育ニーズの実態調査の設問に、保育料のこともいれて欲しい。」
部長 答弁「検討させて欲しい」
9月議会  保育料についての議論なし。
11/10 事前に出されていた値下げを求める文書に対する回答として、この日当局「保育料の検討はしない」と言い切っている。」
保問連の対市交渉の場で、市長名の回答書には「見直しはしない」とあり、福祉部長は「保育料の問題はもう終わったことです。」と明言している。
福祉部長 「保育料の問題はもう終わったことです。」と明言している。
11/27   自民党、公明党から値下げを伴う条例案が出される。
同日夜  市長 公立4園保護者と市長との交渉の場で、市長は急に姿勢を変え、「来年3月に条例案を出して協議会を立ち上げて2002年には保育料軽減をはかりたい」と言い出した。
急に姿勢を変え...「来年3月に条例案を出して協議会を立ち上げて2002年には保育料軽減をはかりたい」


議会は


保護者の何年越しの値下げ要求には思わせぶりだけで逃げ続け、ついには「見直しはしない」とまで言い切って、その舌の根も乾かないうちに、野党の突き上げの前に、一夜にして値下げの件等に入るとは、何と政党政治、党利党略そのものではないか! と思いませんか? 市民参加を謳い文句にする市長派のある議員は、値下げを求める市民に対し、野党と同じ要求をするのかと、あたかも値下げ要求が保守の側につく事だといわんばかりだったとも聞きます。   19日午前4時まで市民不在で意地を張り続けた市長派・反市長派の与野党対決は、どちらも市民要求を利用した勢力争いに過ぎません。そんな政治がイヤだから上原市政を誕生させた市民に対して、今回の政治劇はまったくシラケルものでした。野党が暴挙なら、与党も暴挙です。値下げするんだからいいじゃないかというなら、それも結構。しかし、上原市長の市民参加は口だけで、何かを実現したいときは野党に「暴挙」を働いてもらわないといけないのかと思ってしまう今日この頃です。それに「協議会」の結果、やっぱり財政厳しく値下げは無理です等と言われてしまいかねないとも思ったりするほど今の上原市政には<市民主権の担保>が何もないといわざるを得ないお寒い現状です。
 

上村和子は

◆野党の案は必ずしもいいとは言えない。しかし一刻も早く値下げするということと、第2子減免を評価するということで、委員会には賛成しました。

◆また財政的には2億3千万円の繰り上げ償還(借金の前倒し払い)にあてているお金を回すことができます。今生きることに必死の人、今生きるためにすぐにも必要なものを優先すべきではありませんか?石原都政で切り捨てられた福祉予算にこそ回すべきです。

◆そして保育料は子どもと女性の今日がかかっている問題なのです。
単に高い安いの基準の問題ではありません。『保育に欠ける保育から保育を必要とする保育』への転換は子どもの人権を保障することと、女性の基本的人権を同時に保障することです。更にいえば、子供への虐待やドメスティックバイオレンスの問題に象徴される、育児に孤立している人たちに手の届く保育行政を確立する、という問題なのです。
 

これらのことから、
保育料値下げを言い続けてきた上村和子にとって、
12月市議会はまったくの政治劇にしか思えない
保育料問題を真剣に取り組んできた保護者、市民を尻目に
政争の具に使うことは断じて許せない.....という思いです。

与野党の駆け引きに振り回されることなく、
当事者と市民の思いにしっかりと寄り添い、学び、
これからも進みたいと
あらためて気持ちを引き締めているところです。

関連レポート
12月市議会の混乱 (Dec., 2000)

(February 23, 2001)


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