概観−土地利用・交通・財政

words: 佐伯 章

最近の一連の土地問題は、1989年の用途地域指定の規制緩和に端を発しています。 このあたりの事情については、景観権裁判のサイトや、 「市民参加でまちをかえよう会」のサイトに詳しいでしょう。

また、ここ数年、市内の道路工事が活発化しています。 もともと国立市内の道路は、市内に車が入りにくいような形をしていたのですが、 工事により、今後は交通量が増えていくと思われます。

国立市は昔から貧乏でしたが、最近は特に貧乏です。 この主な原因は、

にあると思われます。 もともと大した産業もない街なのです。 土地規制緩和の目的の一つは、この産業誘致・税収確保でした。 しかし、住民側がそれをすんなり認めるわけもありません。 開発派と住民派の対立は今後とも続いていくことでしょう。

より詳しい情報が、議員サイトや景観権裁判のサイトにあります。 現在の土地用途指定は、市報1996.6.20号に掲載されています。

(September 30, 1999)

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