いきいき市民起業ネット

editor : 佐伯 章

2001年夏、国立・国分寺を中心とした、IT活用促進をはかる NPO、 「いきいき市民起業ネット」が設立準備段階にあります。 ここでは、いきいき市民起業ネット、通称 i-can の設立趣旨書を掲載いたします。

現在の主要メンバーは10名ほど。 国立ショッピング情報を運営している方も参加。 運営委員会MLは1日数通ほどの活発度。 すでに任意団体として活動開始。 一部団体むけのIT講習なども開講しています。 現在IT(パソコン、インターネット)のチューターも募集中 (連絡お問合わせは武澤 take_t@palette.plala.or.jp まで)。

いきいき市民起業ネットは現在会員募集中。 会合などについてのお問い合わせは 佐伯 (saeki@vrenpo.com) まで。

設立趣旨書

設立趣旨書

 新しい時代を迎え、経済活動をはじめ、いろいろ変わろうとしています。精神文化も含め、守るべきは守り、変えるべきものは変える。それもスピーディに行わなければならない時代になってきています。自治体の税収を増やすには、商業・産業を活性化しなければなりません。人口増は必ずしも税収増にはつながりません。どうすればよいか、答えはそう簡単ではありません。
 しかし、明るくたのしい地元商店街をつくり、よそのまちからショッピングに、遊びに来るまちをつくることやソフトウェア産業の活性化や中高年齢者・障害者などのSOHOを育成する土壌・雰囲気をつくることはできるはずです。

 これからは、社会の情報化が進み、否応なしに情報を上手に活用していかなければならなくなりました。私たちは、そのために、一芸・一能(スキル)を出し合い、手をつなぎ、主婦、中高年齢者、障害者や学生の方にも容易に力を出してもらえるような機会が得られるコミュニティづくりを目指していきます。

 情報化が進めば社会が殺伐としてくる、との心配もありますが、そこにこそ中高年齢者の永年の人生経験を持って活躍することができます。情報技術(IT)の利用法を普及させるために、まず、インターネットなどの身近な活用から始め、次いで、メーリングリスト、掲示板、ホームページなどを利用して協働作業が行えるレベルまでスキルアップしていきます。
 その上で、地域社会、地域産業の発展、地域の歴史・文化や環境の保全のために、市民、行政はもとより地元の各種商工業団体、教育機関や企業とも手をつないだ「協働活動」を展開していきます。

 まず、国立・国分寺および近隣のまちで明るいコミュニティづくりをひとつのモデルとして成功させ、全国に展開していきます。さらに将来、新しい時代にあった生活文化情報の発信のまちを目指して、その核づくりに取り組んでいきます。

以上のような趣旨で特定非営利組織「いきいき市民起業ネット」を発足させました。

平成13年8月12日
特定非営利活動法人の名称:「いきいき市民起業ネット」
事務所所在地:東京都国立市東1丁目4−6国立商協ビル内
代表者氏名:山中国雍

関連報道

2001.4.27 朝日
NPOを政策の知恵袋に 経産省が連携強化

2001.5.5 東京
まちづくりにITを 八王子市地域産業振興会議が市長に提言書
ネット使い情報発信へ

八王子市に先端的な技術を持った企業が集積し、 21大学に計115000人の学生が在学していることより、 多様な人材を活用した、職住接近型のIT関連産業の振興が可能と分析した。 その上で、インターネット上に「仮想八王子市」となるポータルサイトを開設し、 ネット上の動きがすべての市内の現実の企業、市民、公的機関と 連動するシステムをつくることを提言。 市内外のコミュニケーションの利便性が飛躍的に向上、 産業振興に役立つとのこと。

2001.5.17 毎日
高齢者のIT拠点オープン (南麻布)
高齢者がIT(情報技術)を習得するための拠点施設「みなとふれあい館」がオープン。 港区シルバー人材センターが運営し、 65歳以上の高齢者向けパソコン教室や、国が進めるIT講習会などを開く。 開所式の後、IT講習会のデモンストレーションがあり、 参加した初心者たちは慣れない手つきで熱心にマウスを動かしていた、 とのことです。

2001.7.31 東京
来月から「開業・創業支援セミナー」
多摩地区の3カ所

IT、SOHO。

2001.8.15 読売
NPOとの協力推進へ 都生活文化局 共同事業拡大で指針

2001.8.17 読売
東村山市議がIT講習会

2001.8.26 読売
NPO組織つくりませんか
市民講座でノウハウ伝授 小金井市公民館貫井南分館

関連書籍

関連リンク

国立市ネット端末スポット

(August 27, 2001)


[Top]